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2002 年度 研究成果報告書概要

裏声とその活用を視点としたジェンダーの研究

研究課題

研究課題/領域番号 13837010
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究機関愛知教育大学

研究代表者

村尾 忠廣  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (40024046)

研究分担者 新美 成二  国際医療福祉大学, 保健学部, 教授 (00010273)
新山王 政和  愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (10242893)
南 曜子  金城学院大学, 人間科学部, 教授 (10135395)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
キーワード裏声 / ジェンダー / ファルセット / カウンターテナー / 声域
研究概要

本研究は、裏声を視点としてジェンダーの問題を学際的に問い直そうとしたものである。以下、今回の研究で明らかになったことについて述べる。
1)男性の歌声が80年代後半から急激に高くなってきていることを、日本の歌謡曲の音域のデータを解析して明らかにしたこと。
2)男性の高音化と女性化、ユニセックス化がリンクしていたこと。
3)男性の高音化には、裏声の活用が関わっていること。
4)裏声と頭声、ファルセットなどの用語を歴史的、音声生理学的に整理、解明をはかったこと。
5)カウンターテナー、カストラートなど西洋音楽における男性ファルセットを歴史的、社会的にとらえなおしたこと。
6)フォーマルとインフォーマルな場では、日本の女性が今なお声のピッチを区別し、公の場所でキーを上げて女らしさを見せようとする傾向にあること。
7)学校の音楽教育においては、声による芸術が混声合唱中心となっており、そのため男性が裏声を使うことができない状態にあること。
8)平成13年に、国際シンポジウム「International Symposium on Falsetto and Gender」を開催したこと。
9)国際シンポジウムの開催によって、日本で現在おこっている声とジェンダー意識の変化が世界的に共通していること、また、その中で何が日本で特に顕著な傾向であるかを明らかにしたこと。
以上のように今回の研究は、多分野にわたり、数多くの副次的テーマが広がっている。そのため、鳥瞰図的な研究成果になった嫌いはあるものの、裏声とジェンダーの関係を包括的に扱った最初の研究と言えるだろう。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Murao, Tadahiro: "Back to the Japanese Traditional or a Step to the Unisex Society"The 3^<rd> Asia-Pacific Symposium on Music Education Research & International Symposium on Uragoe and Gender. Vol.2. 121-126 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Murao,Tadahiro Murao: "Back to the Japanese Traditional or a Step to the Unisex Society"The 3^<rd> Asia-Pacific Symposium on Music Education Research & International Symposium on Uragoe and Gender Aichi University of Eduacation. Vol.2. (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2004-04-14  

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