研究課題/領域番号 |
13837023
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研究機関 | 文京学院大学 |
研究代表者 |
山下 泰子 文京女子大学, 経営学部, 教授 (40174685)
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研究分担者 |
金城 清子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (90161611)
阿部 浩己 神奈川大学, 法学部, 教授 (90222645)
浅倉 むつ子 東京都立大学, 法学部, 教授 (80128561)
西立野 園子 東京学国語大学, 外国語学部, 教授 (50180609)
申 恵ぼん 青山学院大学, 法学部, 助教授 (20286222)
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キーワード | 国際人権 / 国際法 / 女性差別撤廃条約 / 女性差別撤廃条約選択議定書 / 女性差別撤廃委員会 / フェミニズム法学 / ジェンダー / 女性に対する暴力 |
研究概要 |
1.20世紀の最後の四半世紀に、われわれは、国連の主催する一連の国際会議を通じて、国際法秩序のあり方が、ジェンダーを機軸に大きく転換しつつあることを経験した。中でも、女性差別撤廃条約選択議定書は国際法の構造転換を象徴するものと評価することができる。本研究では、そうした認識の下に、女性差射撤廃条約選択議定書に焦点をあてつつ、フェミニズム国際法学の構築に迫りたい。 2.本研究では、分担者18名、協力者10名、合計28名が、第1章:目際法学におけるジェンダーの主流化、第2章:フェミニズム国際法学の中心-女性差別撤廃条約選択議定書、第3章:関連国際人権条約機関の事例研究、第4章:各国の比較研究、第5章:国際人権条約個人通報制度への日本の姿勢の各章に分かれて研究を進めている。 3.2001年度は、5月13日、7月21日、12月22日の3回、合同研究会を開催し、「フェミニズム国際法学の意義」「国際人権保障における女性の人権」について活発な討論を行った。 4.本研究では、フェミニズム国際法学の基本書ともいうべきHilary Charlesworth, Christine Chinkin, The Boundary of International Law-Feminist Analysis, Manchester University Press, 2000の翻訳を行うことを決定し、11名が作業にかかっている。 5.また、2002年1月・2月にニューヨーク国連本部で開催された第26会期女性差別撤廃委員会に研究者を派遣し、傍聴と資料収集を行った。以上
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