研究分担者 |
斎藤 悦子 岐阜経済大学, 経済学部, 助教授 (90298414)
天野 晴子 日本女子大学, 家政学部, 専任講師 (50299905)
大竹 美登利 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40073564)
芳賀 寛 中央大学, 経済学部, 教授 (30218383)
伊藤 純 昭和女子大学, 生活科学部, 専任講師 (20322456)
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研究概要 |
1.ジェンダー統計データベースの構築。年度後半に男女共同参画局からのNWECへの委託課題「日本政府の主要統計における性別表章の検討」を研究分担者10人中の7人が参加して進めた(座長:伊藤陽一)。この課題は本科研費グループの当初の目的と一致したからである。このNWECの作業では,10月末から6回の研究会を経て,政府統計のジェンダー統計視角からの検討・評価報告書を提出した。ウエッブサイト等構築作業は,2002年度に継続する。 2.研究分担者・協力者の研究。合同研究会を独自には3回開いた。(1)都道府県・都下市区町村対象のジェンダー統計書の作成状況調査(中間集約を伊藤陽一が(2)で発表),(2)経済統計学会全国総会で「無償労働の評価」部会(座長:芳賀)を報告者:大竹,天野,協力者の水野谷と橋本美由紀の4人,「ジェンダー統計」部会(座長:福島)を報告者:伊藤純,天野,伊藤陽一,協力者の粕谷美砂子の4人,の当プロジェクトメンバーで構成した。同じく健康・福祉部会で藤岡が報告した。(3)第4回日本・中国経済統計学国際会議の「生活時間調査と統計」部会(座長:藤岡)で水野谷と伊藤セツが報告した。(4)招請者の王き延氏との合同研究会を開いた。(5)各分担者・協力者の各分野での研究展開は多様である。「ECEのジェンダー統計ウエッブサイト構築」の経過紹介と論評(伊藤陽一),福祉・障害者・高齢者(伊藤純,伊藤セツ),生活時間統計・無償労働研究(天野,大竹,水野谷,斉藤),消費・家計統計(天野,斉藤),ジェンダー統計簡易冊子(日本語版,英語版)の作成(橋本紀子),農業者(粕谷),無償労働の評価(斉藤,橋本美由紀)等。(6)ジェンダー統計論文集成No.1を編集。 3.「ジェンダー統計講師活動」研究会を開催。天野が,JICA・参画局の途上国政府関係職員のセミナーで「ジェンダー統計」のクラスを担当。大竹がインドネシアでジェンダー統計企画・実施のアドヴァイザー活動にあたった。
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