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2001 年度 実績報告書

ジェンダー、女性学研究、活動におけるIT-CMCの活用実態についての基礎的国際比較調査

研究課題

研究課題/領域番号 13837034
研究機関愛知淑徳大学

研究代表者

國信 潤子  愛知淑徳大学, コミュニケーション学部, 教授 (20195473)

研究分担者 松浦 さと子  摂南大学, 経営情報学部, 助教授 (60319788)
岡澤 和世  愛知淑徳大学, 文学部, 教授 (10185423)
キーワードジェンダー / ICT / IT / 男女平等 / 男女共同参画
研究概要

ICT活用におけるジェンダー格差の調査についてまず初年度は第一に先行研究の調査を資料、文献検索によっておこなった。日・英文献によって調査し、資料リストを作成。白書類専門誌、一般文献、雑誌・定期刊行物、新聞などにわけて検索した。英文資料については主に、ICT活用におけるジェンダー分析をおこなっているものに限定した。第二には日本全国のジェンダー・女性関連研究所、地方自治体女性センター、大学図書館、さらにNGO, NPOについて「パソコン、インターネット利用と社会活動についての実態調査」として構成化された質問票によって各組織、機関においてどのようなICT活用がおこなわれているかについて質問票郵送し、回答を得た。地方自治体男女共同参画担当部局、大学図書館などからの回収は少なかった。現在集計結果分析中である。第三には国際比較としてスウェーデン、タイをフィールドとして選び、現地共同研究者によってストックホルム大学及びそのジェンダー関連研究所、大学、NGOについてICT活用状況を調査。調査票は日本国内調査のものと共通で現地語の調査票を作成した。タイ北部のチェンマイ大学、同大学ジェンダー研究センター及び、その周辺のNGOについても共同研究者によって共通調査票による調査を実施した。現在、第二段階として詳細聞き取りを実施中である。活用の問題点、障害となるインフラの限界、PCの経費、維持費用、通信費、技術レベルの限界などの問題、情報収集・発信における問題点などについて詳細調査を行う。2年度には資料調査は継続し、さらに事例的聞き取り調査をすすめ、国際比較における異同の分析、ジェンダー間のICT活用の異同の質的分析をおこない、報告書刊行、報告会開催を予定している。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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