研究概要 |
ゼンマイ科の系統の解析はrbcLをマーカーとした分子系統学的解析を行い,化石の研究による結果とよく似た結論を導いた.この解析は村上哲明と協力著矢田部洋子が行い,2002年9月のFlora Malesiana symposium(Sydney)で成果を発表し,論文が現在印刷中である.この解析の結果,オニゼンマイを亜属の階級で独立させる必要を明らかにしている. ゼンマイ科のrevisionも計画どおり進んでおり,Species Plantasuenの1冊として刊行するための原稿をほぼ完成に近づけている.成果報告書でそのその全容が紹介できるはずである.
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