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2002 年度 実績報告書

ビジネス問題解決場面における次世代型モバイルシステムの利用の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 13873011
研究機関一橋大学

研究代表者

神岡 太郎  一橋大学, 大学院・商学研究科, 助教授 (30202021)

キーワードモバイル / 投票システム / 集団意思決定 / 広告効果
研究概要

本年度の実績に関連するものは次の(1)(2)(3)にまとめられる。
(1)昨年度、モバイルを用いた投票システムを、複数ユーザにおける意思決定システムの例として、実際のJリーグサッカーの試合においてジュビロ磐田と共同で実験をおこなったが、それを本年度5月30-31日に東京で開催された国際会議Tokyo Mobile Roundにおいて発表した("MVP Voting in Professional Football with Mobile Devices")。特に北欧および米国からの参加者から実際のビジネスへの応用の可能性について議論することができた。なお本実験の成果を受けて、この仕組みを平成15年のJリーグ第二ステージにおいて本格導入する準備が行われている。
(2)メッセージがユーザに対してどのように受け入れられたかという反応を評価することが重要であり、論文「マーケテイングにける効果測定と最適メディア配信…広告代理店の視点から…」においてモバイルも含む形で、広告という枠組みの中でその仕組みを議論した。またこのような考え方に基づいて、実際のビジネス環境でのデータを自動車の販売に関して分析してみた(その内容の部については、2003年2月6日の日経産業新聞において簡単に紹介されている)。トヨタ自動車の新車WiLL Cyphaのキャンペーンサイトで本論文の考え方が一部導入された。
(3)モバイルの応用として、アウトドアでの画像収集が頻繁に行われることが考えられるが、サーバに蓄積された多数の画像から直感的に必要な画像を検索するための仕組みを構築し、それを論文として投稿している(「類似画像検索を用いた目的地決定支援システム」)。本論文で述べられたシステムは、YAMAHA21というサイトでODINというシステムとして般にも公開された(将来の応用準備のため現在はこの類似画像検索のサービスは停止している)

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 神岡太郎: "マーケティングにおける効果測定と最適メディア配信…広告代理店の視点から…"一橋論叢. 128・4. 419-434 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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