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2001 年度 実績報告書

低温・強磁場下測定用の4GPa級のミニ高圧セルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13874043
研究種目

萌芽的研究

研究機関大阪市立大学

研究代表者

村田 惠三  大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90291591)

研究分担者 吉野 治一  大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 講師 (60295681)
キーワード高圧 / 到達圧力
研究概要

本年はミニ高圧セルの予備研究として、内径6mmm外径25mmでのクランプ型の2重円筒のセルでの到達可能圧力を調べた。円筒はNiCrAlを内筒に、CuBeを外筒に用いて行った。材料のNiCrAlは熱処理が必要である。今回は700℃で2時間行った。その結果、約3 GPaで内筒が膨らみ始めることが分った。この圧力測定には今迄のNH_4Fの体積圧縮率の特異点NH_4F(I-II)0.363 GPaだけでは不十分であった。そのため、そのほかの圧力定点として、NH_4F(II-III)1.08 GPa、とBiの電気抵抗の特異点Bi(I-II)2.54 GPa, Bi(II-III)2.70 GPa.で校正した。
この測定には圧力媒体としてDaphne 7373 を用いた。静水圧力性を保つには、加圧過程で固化することは望ましくない。Daphne 7373 の加圧過程での固化点を調べることも、目的のひとつとした。
その結果、室温では、約2 Gpaで固化することが判明した。
これらの結果は、下記の物理学会で発表する。
[報告]
日本物理学会2002.春立命館大学25pXM-9発表予定

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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