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2001 年度 実績報告書

米国都市計画における新伝統主義にみられるヒューマンコンタクトデザイン手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13875104
研究種目

萌芽的研究

研究機関筑波大学

研究代表者

渡 和由  筑波大学, 芸術学系, 講師 (50302401)

研究分担者 上北 恭史  筑波大学, 芸術学系, 講師 (00232736)
キーワードニューアーバニズム / ヒューマンコンタクト / 米国都市計画 / 新伝統主義 / 用途混在
研究概要

この研究は、都市空間に集う人々に演出を提供するというヒューマンコンタクトまで対象にしたニューアーバニズム手法を整理し、もって日本の都市空間に還元する方法論を検討することを研究の目的にしたもので、ニューアーバニズムプロジェクトの体系化を試みている。現在も継続研究を行っており、平成13年6月にニューヨークで開催されたニューアーバニズムコンファレンス「コングレス・フォー・ニューアーバニズム」に参加した折には、アンドレス・デュアーニ(ニューアーバニズム/伝統的近隣住区開発の創始者で実践者)、エリザベス・プラターザイバーグ(同左およびマイアミ大学建築学部ディーン)、ピーター・カッツ(ニューアーバニズム著者)などの交友を深め、彼等の紹介によってニューアーバニズムの第2世代の実務家や研究者との交流も開始した。平成13年11月には、アメリカ西海岸オレンジカウンティやポートランドのニューアーバニズムプロジェクト事例の現地調査を行い、ピーター・カルソープ事務所(ニューアーバニズム/公共交通志向型開発の創始者で実践者)職職員やポートランドの実務家ローレンス・クアマー(ニューアーバニズム第2世代のタウンプランニング事務所LCA)に会い、具体的米国内プロジェクトの情報提供を得て、文献では探れない方法論の収集を行った。11月の調査では特に商業空間と住宅地の接する用途混在の再開発や新規郊外都市デザイン手法に着目し、「パセオ・コロラド」「ブレア・ダウンタウン」「アギー・ビレッジ」「フェアビュー・ビレッジ」などの好事例を調査することができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 渡 和由: "住宅地の環境デザイン-ニューアーバニズムの展開と住商混在型事例"家とまちなみ. 45号. 4-9 (2002)

  • [文献書誌] 渡 和由: "「歩きたくなる」まち-アメリカ・ニューアーバニズムのまちづくり例"FRONT. 2月号. 32-34 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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