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2001 年度 実績報告書

中高生の居場所のあり方とその計画に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13875109
研究種目

萌芽的研究

研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 毅  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70206499)

キーワード中高生 / 居場所 / ティーンエージャー / 青少年 / 居方
研究概要

1.居場所に関する文献調査
心理学,社会学,建築学,環境行動研究を中心に,中高生広く居場所を取り扱った文献資料(単行本,研究論文,雑誌新聞記事等)を収集整理し,居場所に関する問題の背景,居場所の定義,それを構成するファクターなどについて分類・整理し,居場所をめぐる既往理論・問題を位置づけた。
2.児童・中高生・青少年の居場所を目的とした施設に関する調査
近年増加している,児童・中高生・青少年を対象とした施設(フリースクール,児童館の新しいサービス,青少年の自主的活動をサポートする施設,中高生の居場所を意図した新しいタイプの公共的施設,街の居場所を意図した民間施設など)の実例を文献調査によって収集し,その施設の設立の背景と問題意識,目標とする機能),具体的な施設概要(空間とサービス)について分析整理した。特に施設の目標については,自由に活動できる場の提供,気軽に居られる場所の提供,仲間と集まることができる場,同世代と居られる場,特定の活動を行う(学ぶ)場等のタイプに分けられることが明らかになった。
3.中高生の居場所施設に関するケーススタディ調査
中高生の居場所を目的として計画された先駆的な施設事例として「ゆう杉並」「佐倉市ヤングプラザ」の2つをとりあげ,計画の経緯・プロセス,提供している施設・サービス,開館後の運営実態とその変化,利用実態(各室ごとに,利用状況及びそこをどのような場所として利用しているか)に関する調査を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 鈴木 毅: "「好きな場所」にみる人と環境の関わり方の研究"日本建築学会大会学術講演梗概集. 807-808 (2000)

  • [文献書誌] 小林 健治: "公共空間の設計コンセプトにみる人間-環境関係の研究"日本建築学会大会学術講演梗概集. 805-806 (2000)

  • [文献書誌] 鈴木 毅: "JKKハウジング大学校講義録I"小学館スクウェア. 199 (2000)

  • [文献書誌] 小島 一浩: "アクティビティを設計せよ"彰国社. 145 (2000)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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