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2001 年度 実績報告書

レーザー照射/有機膜泳動電着による微細パターニングに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13875134
研究種目

萌芽的研究

研究機関北海道大学

研究代表者

高橋 英明  北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70002201)

研究分担者 坂入 正敏  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50280847)
キーワードレーザー照射 / アルミニウム / 泳動電着 / アノード酸化皮膜 / オフセット印刷
研究概要

本研究は、アノード酸化皮膜化成試料にレーザーを照射し、アノード酸化皮膜を局部的に除去した後、泳動電着および自己析出型コーチティングを行って表面のパターニングのための最適条件を求めることと、その成果を基に、この試料表面の親水性および疎水性の違いを利用してオフセット印刷用のプロトタイプ原板を作製することを目的とする。
本年度は、以下の2点について検討を行った。
1)アノード酸化/レーザー照射/有機樹脂による表面パターニング:
多孔質アノード酸化皮膜化成試料を、パルスYAGレーザーを照射してアノード酸化皮膜を局部的に除去した後、有機樹脂溶液中で分極することによりレーザー照射部のみに有機樹脂層の析出を試みその部分のみに樹脂層を形成できた。
さらに、レーザー照射のさいの光学系(レンズ、ビームスプリッター、絞り)に工夫を行い、析出有機樹脂層の空間選択性および密着のよい析出層の形成条件を明らかにした。
2)析出層の形状観察:
1)の条件で作成した析出層の表面及び断面形状を走査型電子顕微鏡および共焦点走査型レーザー顕微鏡を用いて形状を観察し、析出層の成長速度と条件の関係を調べた。その結果、定電流においては時間とともに厚くなることが分かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Kikuchi, S.Z.Chu, S.Jonishi, M.Sakairi, H.Takahashi: "Local surface modification of aluminum by laser irradiation"Electrochimica Acta. 47. 225-234 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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