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2002 年度 実績報告書

帯状疱疹後神経痛ラットモデルの開発と解析

研究課題

研究課題/領域番号 13877258
研究機関長崎大学

研究代表者

澄川 耕二  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (60028660)

研究分担者 三好 宏  長崎大学, 医学部附属病院, 助手 (90332858)
冨安 志郎  長崎大学, 医学部附属病院, 教授 (90244061)
キーワード帯状疱疹後神経痛 / ラット / ヘルペスゾスターウイルス / 痛覚過敏 / アロディニア
研究概要

今年の実験の結果、ヘルペスゾスターはウイルスの株によってラットに感染する株と感染しない株があることが考えられた。ラットにペントバルビタール(50mg/kg)で麻酔をかけた後、Hair Remover Milk Creamをラットの右下肢外側から右側腹にかけて塗布し、3日後、ヘルペスゾスターウイルスを右下肢に27ゲージの針で皮下注した(ウイルスは10^6、10^7、10^8plaque-forming unitを50μlに希釈して用いる)マウスのうちAcyclovirを用いずにいると2week程で死ぬラットと死なないラットがあり、2weekで死亡したラットはPCRによりヘルペスゾスターウイルスDNAを検索したところ脳に多量のヘルペスウイルスDNAが検出されヘルペス脳炎が疑われた、また、L4、L5レベルにおける後根神経節にも同様に多量のヘルペスウイルスDNAが検出され。ヘルペス脳炎で死亡したラットからヘルペスゾスターウイルスを抽出し培養したところほとんどのラットがウイルス皮下注後7〜14日で死亡するようになった。今後視覚的に発疹の程度を評価し、熱または機械的刺激に対する閾値の低下の程度とどのような相関があるのか評価を行う予定である。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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