平成13年6月「ソフトウェア科学と数学の遠くて近い関係」河合塾2001年度学問ワンダーランド講師。実用科学へ数学史の観点を加えた文化講演であり、受験解説ではない。 7月「江戸文化と数の世界-伊能忠敬、岡山を歩く-(7月30日)」岡山県和算研究会主催(岡山市立オリエント美術館)。1日の史料活用するのに当たり、著作権をクリアするため約3ヶ月を要した。総合学習における教材開発では、これが最大の難問であることを実感した。 9月「コンピュータ・ネットワークを活用する授業/大学入試から見る高校数学」岡山県教育センター平成13年度高等学校数学研修講座講師。インターネットから入試まで、広範囲の話題を取り上げた。9月「教科『情報』の教科書」および「市民向け講座報告-江戸文化と数の世界-」数学教育学会2001年度秋季例会(九州大学)にて、2つの研究発表を行った。 10月「おもしろ数学」岡山県立倉敷天城高等学校理数科講演会講師。総合学習を意識して、定理証明のワンパターンに陥らないように心掛けた。11月「大学へ行こう」広島県立福山明王台高等学校講演会講師。内容は、大学で何を学ぶかを、古代ギリシャを例に取り上げて行った。約400名対象の大講演会であり、体育館で情報機器類(パソコン+プロジェクター+ビデオ)を用いたイベントの企画段階から携わった。 12月数学教育学会2001年度冬季研究会(12月9日〜10日)企画、司会、発表論文集編集まで担当した。また講演「絵画の対象としての算数・数学」を村松貴氏と共同で行い、講演内容の錦絵・引札の複写品を作成、展示も行った。 平成14年2月「岡山県和算研究会の活動」愛媛県和算研究会(松山市南海放送会館2月23日)講演。2月「和風の数学-郷土史・文化史として和算を眺める-(2月26日)」倉敷芸術科学大学文化センター講座講師。前者は研究者対象、後者は一般市民向けである。
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