1 現状調査とニーズ調査 日本固有の学習プログラムを作るためには、自然史リテラシーの先進国である欧米と日本の博物館の現状を把握する必要がある。今年度はカナダの地質関係の博物館や野外散策施設を現状調査し、現状分析をおこない、博物館を活用した自然史リテラシーのニーズを調べた。 2 「地学クラブ」作り 社会的弱者と呼ばれる児童・生徒を中心とした(大学4年生、大学2年生、中学3年生、小学校6年生、5年生、4年生)6人からなる「地学クラブ」を作った。そして、定期的な活動をした。 3 体験学習プログラムとデータベースの素案作り 「地学クラブ」で、体験学習のためのプログラムの素案作りとケーススタディをおこなった。そして体験学習プログラム作成の基礎的資料となるデータベース「神奈川の自然」の素案を作った。 4 インターネットのホームページ開設 「地学クラブ」による体験学習プログラムとデータベース作成のための準備として、インターネットを利用してホームページを開設した。そこで、「地学クラブ」の活動の目的や内容を広く公開した。
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