研究課題/領域番号 |
13878038
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研究種目 |
萌芽的研究
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
金谷 憲 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70134757)
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研究分担者 |
馬場 哲生 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00198946)
野田 哲雄 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30135834)
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キーワード | 第二言語習得 / 語彙習得 / 日本人中学生 / 言語入力 / 言語出力 |
研究概要 |
本研究の目的は、主として英語語彙の習得に焦点を当てて、「言語入力」(input)と「言語出力」(output)との関係を調査することであるが、現時点で、(1)言語入力の分析、(2)言語出力の分析、(3)言語入力がどの程度身についているか(intake)についての分析が進んでいる。被験者は東京学芸大学教育学部附属世田谷中学校の生徒である。分析対象としたデータは、(1)言語入力としては、指導で用いた教科書、ハンドアウト、NHK「基礎英語」、(2)言語出力としては、スピーチ、作文、スキット、ALT対生徒のインタビュー、生徒同士のペアワーク、(3)intakeとしては語彙サイズテストの結果である。 第一に、1)言語入力ソースとしての教科書、ワークシート、「基礎英語」における語彙、2)言語出力としてのスキット、作文、スピーチにおける語彙、を調査し、1)と2)の相関、一致点、相違点を調べた。語彙は、総語数、異なり語数、文法項目との関係、語彙発達という観点から調べた。 第二に、生徒の言語出力としてALT対生徒のインタビューと生徒同士のペアワークを分析した。最も詳細な分析が済んでいるのは5人の生徒の発話であり、さらに101人の生徒の発話についても総括的な分析ができている。分析の視点は、1)発話の長さ、2)語彙の種類と量、3)定型表現の暗記から文法規則の適用にいたる過程(特にwh疑問文について)、4)発話の継続(談話構造の緻密化)である。 第三に、国内で開発された語彙サイズテストである「望月テスト」を用いて生徒の語彙サイズを調査した。
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