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2001 年度 実績報告書

レーザー光子場による分子制御

研究課題

研究課題/領域番号 13894017
研究機関東京大学

研究代表者

山内 薫  東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40182597)

研究分担者 池田 研介  立命館大学, 理工学部, 教授 (40151287)
中島 伸昭  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (00106163)
河野 裕彦  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70178226)
中村 一隆  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (20302979)
緑川 克美  理化学研究所, レーザー物理工学研究室, 主任研究員 (40166070)
キーワード強光子場 / 分子制御 / 分子配向 / トンネルイオン化 / クーロン爆発 / 非線形動力学 / 高次高調波 / X線発生
研究概要

本研究では、活発な調査活動、学会活動を行い、新しい学際基盤研究領域「強光子場科学」を日本において開拓することが極めて重要であることを明らかにした。
具体的には、小規模研究会を8回(於 東京、仙台、草津、大阪、横浜、金沢、徳島、札幌)開催し、特定領域研究「強レーザー場における分子制御」発足に向けた準備を積み重ねた。平成13年12月9日には、公開の形で「強レーザー光子場における分子制御」研究会を開催した。当日は、70名を越える出席者の間で活発な議論が交わされた。
平成13年9月には、日本物理学会秋期分科会シンポジウム「強光子場における原子分子ダイナミクスとその応用」、光化学討論会「強光子場化学セッション」を行い、特定領域の申請のための準備を進めた。
以上のいずれの会合においても学際的な参加者の間で活発な議論が交わされた。研究代表者をはじめ本企画調査の中心メンバーは、これらの会合とは別に、この数年間に国内外において開催された様々な国際会議において「強光子場科学とその応用」に関する多数の論文発表(次ページ参照)と招待講演を行った。
さらに本企画調査と密接に関係する企画として、平成14年8-9月に3つの国際会議を開催することとなった。これらは、いずれも本企画調査のコアとなるメンバー(山内、中島、河野、池田、緑川、中村)が中心となって準備が行われている。いずれの国際会議についても、内外からの化学、物理、レーザー工学分野の研究者たちから大きな反響があり、強光子場科学分野に対する関心の高さを示している。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K.Yamanouchi: "The next frontier"Science. 295. 1659-1660 (2002)

  • [文献書誌] H.Kono: "A theoretical study of electronic dynamics and deformation of CO_2 in intense laser fields"J. Phys. Chem.. A105. 5527-5636 (2001)

  • [文献書誌] H.Harada: "A key factor in parent and fragment ion formation on irradiation with an intense femtosecond laser pulse"Chem. Phys. Lett.. 342. 563-570 (2001)

  • [文献書誌] Y.Shimizu: "Spontaneous alloying in binary metal microclusters : a molecular dynamics study"Phys. Rev.. B64. 75412-1-75412-13 (2001)

  • [文献書誌] N.H.Shon: "High-order harmonic and attosecond pulse generations : Bulkmedia versus hollow waveuides"Phys. Rev.. A64. 06388-06-006388-10 (2001)

  • [文献書誌] Y.Oishi: "Production of relativistic electrons by irradiation of 43-fs laser pulses on copper film"Appl. Phys. Lett.. 79. 123-1236 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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