• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 実績報告書

チオオキシ主鎖骨格ペプチドの翻訳合成技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 13F03766
研究機関東京大学

研究代表者

菅 裕明  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00361668)

研究分担者 ROGERS JOSEPH  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード遺伝記号 / 特殊ペプチド / チオオキシカルボン酸 / tRNAアルシ化
研究実績の概要

Joseph Rogers博士はJSPSフェローとして下記の研究を推進した。
①脱ユビキチン酵素USP15を選択的に阻害する特殊環状ペプチドの発見
②フォールダマーの翻訳合成技術の開発
③フォールダマーに結合する特殊ペプチドの発見
本概要では、限られたスペースを考慮して、①だけについて記載する。脱ユビキチン酵素USP15は、パピローマウィルスがヒト細胞に感染した際に、ウィルス由来のタンパク質がユビキチン化されプロテアゾームで分解されるのを避けるために活用する酵素であり、その阻害を達成すれば新たな抗ウィルス剤の開発につながることが期待されている。本研究では、パピローマウィルス研究の専門家である神戸大学勝二郁夫教授との共同研究を組み、USP15に対する特殊環状ペプチドのRaPIDセレクションを行い、その結合リガンドからアイソフォーム選択的な阻害剤の発見を目指した。Rogers博士はNメチルアミノ酸でリプログラミングされた遺伝暗号表を作製し、大環状Nメチル化ペプチドライブラリーをディスプレイすることで、USP15に結合するリガンドを6種類単離することに成功した。その中で最も単離効率の高かったペプチドについて、蛍光偏光解析で解離定数を決定したところ、34 nMという高い結合能力をもつペプチドであることがわかった。さらに、イスラエルのBrik教授との共同研究により、この結合活性がほぼ阻害活性と相同性があることが判明した。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] ボルドー大学(フランス)

    • 国名
      フランス
    • 外国機関名
      ボルドー大学

URL: 

公開日: 2016-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi