研究概要 |
初年度の計画通り、データ収集を中心に研究活動を行った。平成25年4月~平成25年9月の期間、スイスへ渡航し、チューリッヒ大学人類学博物館でデータ収集を行った。ヒト及び類人猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザル)標本の中手骨・中足骨をマイクロCTを用いて撮像した。ここで収集したマイクロCTデータは、中手骨・中足骨の内部・外部形態を定量化し、種間・種内変異を解析する基礎データとなるものである。ヒト、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザルについてそれぞれ、N=19,28,24,20,15個体を撮像した。また、各個体につき、第1-第5中手骨・中足骨のデータを取得した。
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