本研究目的であるカンボジアの教育史の再構成を達成するため、平成29年度は半年という短い期間ではあったが、大きく分けて以下の3つを実施した、①現地調査の実施とデータの分析、②一次史料であるカリキュラムの分析及び成果の公表(学会発表)、③一次史料である機関紙『カンプチア』の収集と分析を行った。今年度の研究実施状況は、これまでの研究を補完し、これまでに収集した史資料に意味を与えて成果として公表するものであった。また、7月には聞き取り調査の内容を分析した研究論文が雑誌に掲載され、成果を公表することができた。
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