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2014 年度 実績報告書

イネの耐湿性及び耐乾性に寄与する根の外皮特異的なスベリン蓄積制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 13J03114
研究機関名古屋大学

研究代表者

西内 俊策  名古屋大学, 生命農学研究科, 助教

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードイネ / 耐湿性 / 育種学 / スベリン
研究実績の概要

本研究課題では、イネの根の外皮への誘導的なスベリン蓄積が、酸素漏出(ROL) バリアとアポプラスティックバリアとして働き、イネの耐湿性と耐乾性に貢献しているという仮説を検証するために、本研究では転写因子OsNAC34 を用い、外皮特異的なスベリン蓄積が、イネの耐湿性や耐乾性に与える影響を明らかにすることを目的とした。
本年度は、OsNAC34-GFP 融合タンパク質を発現する形質転換体を用いたChlP アッセイの立ち上げを行った。また、マイクロアレイ解析等の解析から予想されたOsNAC34の制御下にある可能性の高い遺伝子について、複数のレトロトランスポゾンTos17 系統の入手を行い、それらの栽培を行い後代種子の確保を行った。
年度の途中で辞退した為、目的の完遂までは達成できなかったが、これまでの研究からOsNAC34がイネのスベリン蓄積に対し何らかの影響を持ち、それは直接的もしくは間接的な根の外皮特異的なスベリン生合成関連遺伝子の制御によることを明らかにした。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] RCN1/OsABCG5, an ATP‐binding cassette (ABC) transporter, is required for hypodermal suberization of roots in rice (Oryza sativa)2014

    • 著者名/発表者名
      Katsuhiro Shiono, Miho ANDO, Shunsaku Nishiuchi, Kazufumi Yazaki, Mikio Nakazono, et al.
    • 雑誌名

      The Plant Journal

      巻: 80 ページ: 40-51

    • DOI

      10.1111/tpj.12614

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

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公開日: 2016-06-01  

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