研究課題
科学研究費助成事業をいただいた3年間の研究結果を集大成し、博士論文として英文全7章にまとめた。序論と結語を除く5章のうち、2章分は前年度までに論文3報として国際誌に投稿済みであり、チッピング生産性評価、輸送システム、サプライチェーンマネジメントについて考察した残りの3章については国際誌への投稿準備を始めており、現在チッピング生産性評価に関する1章分が第2審査に入っている。残りの2章は2016年4月にオーストラリア、メルボルンで開催される国際学会にて口頭発表をし、国際的視点からのフィードバックを反映させて国際誌への投稿に移る準備が整っている。また、これら研究成果は今までの学術交流によって培われた人脈が活き、タイ王国でのバイオエネルギーに関する、メコン川流域東南アジア諸国(カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス)が中心となった学会にて、招待講演として発表する機会を得ることができた。今後、日本にとっても貿易や環境保護の観点で重要になると思われる同アジア諸国との貴重なつながりを形成することができた(2015年)。来年度からは、これまでの研究結果をもとに研究テーマの拡張に取り組む。拡張された研究テーマの一つとしてチッピングと再造林の統合作業がある。このテーマの基本的な分析結果について、セルビアで行われた国際学会Reforestation Challengesにて口頭発表を行い(2015年)、来年度からの研究をスムーズに進める準備が整った。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
山林
巻: 1583 ページ: 27-36
International Conference Reforestation Challenges Proceedings (ISBN 978-86-918861-1-0)
巻: (no volume number) ページ: 211-216