研究実績の概要 |
今年度は、通信調査によるデータ収集を中心にフィールドワークを行い、随時得られたデータをGISに認識させる為に、データベース化する作業を中心に行いました。今年度、新たに得られた追加調査地点は、総計300地点です。今年度博士論文に関係する発表は、7回行いました。まず2014年6月に行われた、日韓次世代学術フォーラム第11回国際学術大会では「日本における言語地理学-瀬戸内海地域をフィールドとして-」について口頭発表をしました。2014年7月に行われた、変異理論研究会夏合宿で、「瀬戸内海域における言語変化―『瀬戸内海言語図巻』との比較を通じて―」について口頭発表をしました。2014年11月に2014年人文地理学会で、「Twitter投稿データにみられる地域方言の分析-瀬戸内海沿岸地域を事例として-」について口頭発表をしました。2015年3月は、四国GIS学会で、「瀬戸内海東部地域における言語変化の動向」についてポスター発表をしました。2015年3月は、Japanese Language Variation and Change conference2015で、「瀬戸内海地域における言語変化―小豆島をフィールドとしてー」についてポスター発表をしました。本発表は、基盤研究(A)「方言分布変化の詳細解明―変動実態の把握と理論の検証・構築―」(代表:大西拓一郎氏)の一環として、言語地理学的視点から経年変化という視点で、香川県小豆島を調査対象地域に選定して行った言語地理学的調査の結果をまとめ報告を行いました。さらに、国際ジャーナルである、IJCAT - International Journal of Computing and Technology, Volume 2, Issue 2, February 2015に、「Research on Oral Map in Regional Dialect using Google Map」という査読論文を投稿し掲載されました。
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