研究課題/領域番号 |
13J09086
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 彩夏 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特別研究員(DC2)
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キーワード | 継続性 / 健康支援 / 生活改善 / 調理支援 / モチベーション / デジタルスポーツ |
研究概要 |
本研究の目的である「継続的な健康活動のためのインタフェース研究」のために、平成25年度は以下の3点の研究を実施した。 (1) 日常生活での継続的な生活改善のための手法を模索するための研究 (2) 食生活改善のための調理支援研究 (3) 運動へのモチベーション支援研究 (1)での研究成果を元に(2)および(3)のシステム設計を行った。以下にそれぞれの内容と成果を述べる。 (1)では日常的なライフログ記録システムを構築し、実験を通して記録手法を比較し、ユーザが日常的にシステムを使用するためのメカニズムを探った。また本研究の成果は15^<th> International Conference on Human-Computer Interaction(フルペーパー、口頭発表)にて発表をした。 (2)では、健康に大きく関わる食生活の改善のための調理支援システムを構築し、実験を実施した。ユーザの動きに連動することで調理初心者でも利用可能な設計にし、試用実験を実施した。本研究の成果は8^<th> International Conference on Tangible, Embedded and Embodied Interaction(ショートペーパー、口頭発表)にて発表と16^<th> International Conference on Human-Computer Interaction(フルペーパー、口頭発表)にて発表予定である。 (3)は、丈夫な体づくりのための運動を支援する研究である。スポーツにVR(バーチャルリアリティ)技術を用いた2種類のシステムを構築し、ユーザに合わせたフィードバックを返すことで運動へのモチベーション維持を狙っている。本研究の成果は16^<th> International Conference on Human-Computer Interaction(フルペーパー、口頭発表)にて発表予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度は、論文4本(内3本フルペーパー)が採択され、実績を作ることができた。また、実験がうまく行かない研究もあったが、方向性を修正して成果に繋げることができた。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度は25年度の後半に取りかかりはじめた身体の健康のための運動支援システムの開発を進め、実証実験を実施し、論文執筆をする。最終的にこれまでの研究成果をまとめ、論文誌および博士論文にまとめる予定である。
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