研究課題/領域番号 |
13NP0101
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡辺 浩 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (10009821)
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研究分担者 |
江頭 憲治郎 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (20009822)
碓井 光明 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (00018053)
塩川 伸明 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (70126077)
西川 洋一 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (00114596)
城山 英明 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (40216205)
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キーワード | 刑事法学 / 公法学 / 社会法学 / 政治学 / 民事法学 / ボーダレス化 / 法システム / 法的形式 |
研究概要 |
本年度は、プロジェクト第2期の2年月として、3つの横断的問題領域グループ「国家と社会」「国際化と法」「科学技術の発展と法」ごとに、次のような研究を進めた。 「国家と社会」(国家・社会関係)グループでは、「国家と社会 社会保障学の視点から」、「Transnational Advocacy Networkの研究」について具体的研究を深めるとともに、共通の枠組みに関する議論を進めた。 「国際化と法」(国内・国際関係)グループでは、「調整問題と国境」、「日本の外交戦略と自由貿易協定」、「国家の統合・分裂と国籍・市民権問題:ソ連解体前後の諸共和国における国籍法論争をめぐって」、「法制度整備支援のあり方について--カンボディア主国民事訴訟法案起草支援作業の経験から」、「途上国における政策選択の国際化:社会・農業セクターを例に」、「国際化のなかの地方自治」について具体的研究を深めるとともに、共通の枠組みに関する議論を進めた。 「科学技術の発展と法」(技術発展対応)グループでは、「中世法学の人間観」、「電子取引と法制の作り方」、「建築におけるイノベーションと法令-技術専門家から見た課題」、「情報セキュリティに関する制度の法的枠組みについて」、「法人処罰」、「リスク規制における情報・知識と法」に関する具体的研究を深めるとともに、共通の枠組みに関する議論を行った。 また、並行して、第1期の成果に関する5巻本の出版計画を具体的に進め、まもなく刊行を開始できる状況にこぎ着けた。 さらに、最終年度である次年度に向けて、共通の枠組みに関する議論を様々な形で進めるとともに、次年度に行う国際ワークショップのねらい、あり方に関する検討を開始した。
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