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2004 年度 実績報告書

科学に関する文献資料と実物資料を総合的に扱えるコミュニケーションの研究

研究課題

研究課題/領域番号 14023218
研究機関順天堂大学

研究代表者

月澤 美代子  順天堂大学, 医学部, 講師 (40311980)

研究分担者 酒井 シヅ  順天堂大学, 医学部, 教授(客員) (00053033)
高橋 みや子  山形大学, 医学部, 教授 (20070766)
渡部 幹夫  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (00138281)
キーワード科学技術史 / 医学史 / コンテンツ・アーカイブ / インターネット高度化 / ユーザーインターフェース
研究概要

相互に関連しつつ同時進行的に行われる次の2つの面から研究を進めた。
1)データベース方式の検討・設計・試作・評価
2)器物・文献資料総合データベースを用いた領域横断型研究の試みと、そこで得られた知見のデータベースへの反映・改変
・「JMH器物・文献資料総合データベース」のコンテンツである江戸末期から明治初頭の人体模型に関して「江戸モノ」の他領域・他班の研究者たちとインターネットを介したコミュニケーションを行い新しい知見を得た。また、他班の研究者と共同でフランス・オズー博物館等の調査を行い、こうして得られた知見・情報をデータベースに反映させた。
・「JMH器物・文献資料総合データベース」のデータベース方式の面からの評価を行い、この結果に基づき、「2004DB(仮称)」の検討・設計・試作を行った。
このデータベース方式では、エクセルからの直接的なデータ登録が可能であり、情報操作に不慣れな文化系研究者でも新たなデータベースの作成・登録・改変が可能である。まず、研究支援者が試作版を作成し、これを実際に用いた研究者たちの評価・検討を経て、再度、研究支援者が設計・試作を行った。コンテンツとして、今回、初めて実地調査が行なわれた新発見の資料である岡山の医家・中島家の器物・文献資料を用いた。
・研究成果を、第105回日本医史学会総会、および、日本科学史学会生物学史分科会との共催で行ったシンポジウム「遺されたモノに語らせる医学史・生物学史のフロンティア」、科学博物館での科学史学校等で紹介した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] フランスから来た紙塑人体模型と明治初頭日本における人体解剖模型製作の開始2004

    • 著者名/発表者名
      月澤 美代子
    • 雑誌名

      日本医史学雑誌 50(1)

      ページ: 120-121

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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