研究課題/領域番号 |
14078101
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
巽 和行 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 教授 (10155096)
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研究分担者 |
吉良 満夫 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40004452)
碇屋 隆雄 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30107552)
大嶌 幸一郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00111922)
中條 善樹 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70144128)
小澤 文幸 京都大学, 化学研究所, 教授 (40134837)
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キーワード | 動的錯体 / 遷移金属錯体 / 典型元素化合物 / 無機化学 / 有機化学 / 有機金属化学 / 反応制御 |
研究概要 |
本特定領域研究では、総括班実施グループおよび計画研究グループを中核として領域研究の目標に向けて活発な研究が行われてきた。最終年度となる今年は,特に多くの卓越したな研究成果を達成することができた。その活動に対し、評価グループからも極めて高い評価を得た。本年度の主たる活動を下記にまとめる。 *第4回公開シンポジウム:平成17年5月27-28日(北海道大学学術交流会館):各研究項目から25名が成果報告を行い。特定領域メンバーに学生諸君も加わり、参加者全員による活発な討論がなされた。 *第3回国際シンポジウム(ISDC2005):平成17年10月24-25日(仙台国際センター):領域代表者を含む研究代表者6名の講演者に加え,6名の著名研究者を海外から招聘した。さらに,特定領域研究者による75件に上るポスター発表も合わせて行い,150名を超える聴衆を集めた熱気溢れる、高水準の国際シンポジウムとなった。 *第5回公開シンポジウム:平成18年3月17-18日(京都大学桂キャンパス・ローム記念館):各研究項目から研究班員24名の最先端研究の成果が報告された。一般研究者も多数参加して活発な討論がなされた。さらに、評価委員の山本明夫先生に「化学史、化学技術史と共に考える-教育・研究と科学技術力-」と題する特別講演をお願いし、我が国の化学研究の歴史と将来に向けた展望について議論した。同時に総括班会議を開催し、評価グループの意見を求めるとともに、来年度に予定されている「終了研究」の進め方について検討した。 *本特定領域研究の成果を海外に発信するために、J.Organomet.Chem.(Elsevier)に特集号を組み、論文原稿の受付を開始した。70報あまりの原稿がすでに集まっている。
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