研究課題
1)中型のP型透過型CCDの試作本格的な観測にも使用可能な中型のP型透過型CCD「CCD-NeXT1」の試作を行った。フォーマットは2048x4096(IA+FI)で、ピクセルサイズは12μm□である。ウェハ厚みは150μmで、透過可能なパッケージを備える。試験の結果、空乏層厚み70μm以上、読み出しノイズ3electron程度を達成した。2)大型のP型CCDの検討CCD-NeXT1の開発成功を受けて、合計で4倍の面積を持つ大型のX線CCD素子、CCD-NeXT2の開発を開始した。ピクセルサイズは24μmとする。また電荷注入端子をもうける。3)N型CCD素子2005年8月までに裏面照射型のテストデバイスを完成したので、30mmx60mmのサイズを持つ中型のCCD素子の開発を始めた。4)完全ピクセル読み出し型μ-PICを用いたX線偏光試験性能を向上させたアナログ読み出しシステムを完成させ、放射光実験を実施した。その結果偏光検出効率24%(Ne+C2H6,8keV)を達成した。
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Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A 541
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