研究分担者 |
山下 晋司 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60117728)
ダニエルス クリスチャン 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (30234553)
小川 了 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (60124228)
春日 直樹 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (60142668)
松井 健 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50109063)
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研究概要 |
領域研究『資源人類学』(略称)の総括班として、計画研究班間の調整を執行した。最終年度にあたる平成18年度は、全体集会を12月に開催し、これと合わせて2日間にわたる国際研究集会(Towards Anthropology of Resources)を開催した。個別計画研究班の成果として2冊のワークショップ報告書(英文、和文各1)を刊行し、またビジュアル・データと文字データを組み合わせたニュースレター(「資源人類学レポート&データ」)を4集発行した。総括班内にもうけた「理論」研究会(ワークショップ)では、前年度に引きつづき評価・理論担当者の積極的なの関与のもとに理論的な精緻化を推進した。また2月中旬に第4回『人間と資源』(「若手研究協力者30名余によるワークショップ」)を開催し、領域研究の人的裾野の拡大を図り、将来への展望を切りひらいた。最終的な成果に向けて全計画班のほぼ全員による9巻から成る論文集のとりまとめを行った。 ■国際集会の発表者は以下のとおり:(日本人は領域研究分担者) 内堀基光、窪田幸子、関根康正、湖中真哉、丸山真人、曽我亨、竹沢尚一郎、秋道智彌、藤田高則、Gordon Mathews (Chinese University of Hong Kong), Nicholas Tapp (Australian National University), Tong Chee Kiong (National University of Singapore), Milton Freeman (University of Alberta), Thomas Csordas (University of California, San Diego) ■最終成果論文集の巻構成は以下のとおり:(各巻責任編集は計画研究代表者が担当) 1.資源と人間、2.資源化する文化、3.知識資源の陰と陽、4.躍動する小生産物、5.貨幣と資源、6.自然の資源化、7.生態資源と象徴化、8.資源とコモンズ、9.身体資源の共有
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