• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

確率分布の発展に着目した進化的計算アルゴリズムの構成

研究課題

研究課題/領域番号 14084211
研究機関京都大学

研究代表者

喜多 一  京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (20195241)

研究分担者 森 直樹  大阪府立大学, 工学研究科, 講師 (90295717)
キーワード遺伝的アルゴリズム / 進化的計算 / 分布推定アルゴリズム / 実数値GA
研究概要

本研究では目的関数値のみを用いて最適化計算を行う手法として,遺伝的アルゴリズムに着目し,遺伝的アルゴリズムにおける多数の探索点を用いる最適化プロセスを確率分布の発展という視点から捉え,類似の探索アルゴリズムである分布推定型最適化アルゴリズムとの比較検討を行おうというものである.平成17年度には平成16年度に引き続き,個体群ベースの確率的探索手法の評価法を検討し,遺伝アルゴリズム(GA)と分布推定型最適化アルゴリズムの代表的手法であるベイジアン最適化アルゴリズム(BOA)の発展について比較研究を行った.また、工学的応用領域の広い周期関数の最適化についても確率分布の発展という視点から周期関数の最適化に適した実数値GAの交叉の拡張方法を提案し、数値実験によりその有効性を確認した。
このほか,平成16年度に引き続きGAによるエレベータシステムの運行制御系のシミュレーションベースの最適設計への応用を進めており,そこでのGAによる意思決定メカニズムの実装方法として,システムの特徴量から決定変数への写像を例題ベースでおこなうExemplar Based手法を考案し,いくつかの例題への適用でその効果を確認するとともに,エレベータ制御政策の最適化にも適用し効果を確認した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] A Comparison Study between Genetic Algorithms and Bayesian Optimize Algorithms by Novel Indices2006

    • 著者名/発表者名
      N.Mori, M.Takeda, K.Matsumoto
    • 雑誌名

      Proc.of 2005 Genetic and Evolutionary Computation Conference Vol.2

      ページ: 1485-1492

  • [雑誌論文] A Statistical Comparison Study between Genetic Algorithms and Bayesian Optimization Algorithms2006

    • 著者名/発表者名
      N.Mori, M.Takeda, K.Matsumoto
    • 雑誌名

      Progress of Theoretical Physics Supplement No.157

      ページ: 353-356

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi