研究分担者 |
白井 純 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助手 (20312324)
池田 証壽 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (20176093)
宮澤 俊雅 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30113632)
沼本 克明 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40033500)
築島 裕 東京大学, 名誉教授 (60011277)
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研究概要 |
1.高山寺経蔵における現地調査を,研究代表者・研究分担者及び研究協力者の参加を得て2回実施し,現存経蔵の把握と現存本相互の関係を更に明かにすることに努める過程で,相当数の題未詳仏典の題名を決することを得た。 2.東洋文庫,宮内庁書陵部,龍門文庫,京都大学,花園大学,大谷大学等の国内機関所蔵の高山寺旧蔵本の原本調査を実施することを得た。 3.上海図書館(中国)に於て,高山寺旧蔵本全点の原本調査を行った。また,天津芸術博物館蔵敦煌本に混入せる日本写本の調査を行い,高山寺旧蔵本の有無を調査した。 4.上記国内・海外の原本調査によって得られた知見を,データベースとして構築した。 5.Cultures of the Silk Road and Modern Science (Kyoto),敦煌写本研究遺書修復及数字化国際研討会(北京),Digital Silk Road in Nara (Nara)等の国際会議及び国内専門学会である訓点語学会(松本)に於て,高山寺現蔵本旧蔵本を用いた研究発表を行った。 6.高山寺典籍文書綜合調査団の高山寺資料刊行の準備に協力した。 7.中間報告書の編輯を完了した。
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