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2003 年度 実績報告書

中世インドの学際的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14201003
研究機関(財)東方研究会

研究代表者

前田 専学  財団法人東方研究会, 研究員 (40011366)

研究分担者 保坂 俊司  麗沢大学, 国際経済学科, 教授 (80245274)
山下 博司  東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (20230427)
丸井 浩  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (30229603)
堀内 伸二  財団法人東方研究会, 研究員 (20271504)
田辺 和子  財団法人東方研究会, 研究員 (20217102)
キーワードジャーティ・ニクルティ / インドのイエズス会史 / キリスト・ヒンドゥー融合思想 / 朝鮮仏教 / マンダラ(曼荼羅) / カシミール・シヴァ派 / ヒンドゥー・イスラム融合 / 仏教説話
研究概要

プロジェクト2年目の本年度は、研究分担者の研究成果発表とその検討のための研究会を、財団法人東方研究会東久留米分室において3回、東北大学において1回開催した。また、麗澤大学・東京センターにおいて、研究成果の一般公開のため公開研究成果発表会を1回行った。
前田はIndo-Japan Seminar on Buddhist Philosophy(ニューデリー)において、本プロジェクトの進展を視野に入れて、日本のインド研究の現状に関して基調講演を行った。丸井は『ジャーティ・ニクルティ』における宗教観を検討した。山下はイエズス会におけるキリスト・ヒンドゥー融合思想に関する資料収集とその検討を行った。分担者金漢益は、朝鮮仏教における修行論と上座部仏教との比較検討を行った。分担者田中公明は曼茶羅図法のルールを独自に解明した。分担者小野基は、仏教論理学における認識論を検討した。分担者佐久間留理子は『カーランダ・ヴゥーハ』の研究を通じ観自在の図像の変容を研究した。分担者戸田裕久は、カシミール・シャイヴァにおける主宰神観に関する検討を行っ.た。分担者田辺は、パーリ語写本における仏教説話文学の検討を行った。分担者保坂俊司は、イスラム史料を用いて仏教の衰亡理由の検討を行った。分担者堀内は、白隠における修行論の検討を行った。分担者佐藤裕之は、『タットバ・プラディーピカ』における認識論の検討を行った。分担者水野善文は、ヒンドゥー文学における救済論を検討した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 佐久間留理子: "葉衣観自在の図像"日本仏教学会年報. 68. 157-170 (2003)

  • [文献書誌] 戸田裕久: "中世ヒンドゥー教一元論哲学における自然観"日本仏教学会年報. 68. 111-130 (2003)

  • [文献書誌] 田中公明: "Nagaboddhinsri-gwhyasataja mandopayika-Viasati-Vidhiにおける潅頂の後方便について"東洋文化研究紀要. 144. 233-248 (2003)

  • [文献書誌] 小野 基: "Pramanararttikalam kara, pararthannmana章の研究(2)"筑波大学哲学・思想論集. 29. 61-82 (2003)

  • [文献書誌] 保坂俊司: "インド仏教の衰亡に関する一考察"宗教研究. 339. 265-267 (2004)

  • [文献書誌] 保坂俊司: "インド仏教はなぜ亡んだか"北樹出版. 205 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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