研究課題/領域番号 |
14201024
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
|
研究分担者 |
堀田 秀吾 立命館大学, 法学部, 助教授 (70330008)
イアン ホザック 立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (60330007)
リム ボン 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10202409)
米山 裕 立命館大学, 文学部, 助教授 (10240384)
|
キーワード | 博物館 / 市民社会 / 移民 / 都市政策 / 歴史教育 / 戦争 |
研究概要 |
2002年度は初年度のため、まず5月には基本文献リストの作成を行った。その後、協力者をも招いた4回の研究会を行い、12月に分担者の研究報告後、それぞれ執筆作業に専念。国内では、広島平和記念資料館、全員で沖縄平和祈念資料館と関連施設を視察し現地での研究会も行った。夏期休暇を利用し、分担者で手分けをして次の歴史博物館を視察し、関係者との聴き取り調査を行った:ドイツ/ベルリン・ユダヤ人歴史博物館、ベルリン郊外のサクセンハウゼン強制収容所;チェコ共和国/テレジン歴史博物館;米国/ニューヨーク市のテナメント博物館、ニューハンプシャー州マンチェスター市の米仏資料館、ワイオミング州のハートマウンテン日系人強制収容所、カリフォルニア州ロサンジェルス市の全米日系人歴史博物館、ハワイ州ビショップ移民博物館、シカゴ市アフリカ系アメリカ人歴史博物館;英国ではマンチェスター市の帝国歴史博物館、人民歴史博物館、アービス都市博物館、リバプール市の奴隷歴史博物館、ロンドン市内帝国戦争博物館、ユダヤ人博物館などをそれぞれの専門領域に関連した調査した。 研究代表の東が10月-3月までニューヨーク大学の客員研究員であったため、東はその期間にニューヨークの「グランドゼロ」と呼ばれている元世界貿易センター敷地内に建設計画をしている記念碑事業及び歴史博物館建設計画の経過を調査を集中的に調査することができた。また11月にはカリフォルニア州ロサンジェルス市全米日系博物館の主催で行われた「日系アメリカ人の遺産プロジェクト」の会合に出席し、日系強制収容所の敷地内に資料館建設準備をすすめている行政とNPOの関係者に聴き取り調査を行った。
|