研究分担者 |
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, センター長 (10220469)
斉藤 紘一 東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
小笠原 正明 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
川嶋 太津夫 神戸大学, 大学教育研究センター, 教授 (20177679)
田中 毎実 京都大学, 高等教育教授システム開発センター, 教授 (70093432)
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研究概要 |
(1)わが国の4年制大学を対象にした訪問調査を主体としたケース・スタデイ研究により,FD・SDの従来の取り組みに関する大学類型(設置形態,種別,規模,学部構成など)に対応した基本的な構造把握を行った。具体的な対象は,全国大学教育研究センター等協議会のメンバー校(17校)及び大学類型ごとに代表的だと考えられる大学とし,それぞれに対してFD及びSDの制度化に関するヒアリング調査を実施した。 (2)(1)に関連して,全国のFD・SDのあり方に関する資料収集を網羅的に行い,わが国におけるFD・SDの展開過程や現状を分析した。 (3)諸外国(アメリカ,イギリス,ドイツ,フランス,オーストラリア等)の主要大学を対象にした訪問調査を主体としたケース・スタディ研究により,海外におけるFD・SDの制度化や取組みに関する国際的動向を把握した。 (4)(3)に関連して,海外のFD・SDのあり方に関する資料収集を行った。この際,アメリカやイギリスといったFD・SDの先進国だとみなされる国を対象とするだけでなく,FD・SDを導入し始めたばかりの国々(ドイツ、フランス、オーストラリアなど)の取組みにも注目して資料の収集を行った。 (5)FD・SDの制度化に関する研究会を平成15年2月3日、4日に広島大学高等教育研究開発センターにおいて開催し、主としてヒアリング調査結果の報告と分析検討を行った。また、FDに関する教員調査の質問項目作成に関する検討を行った。
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