研究課題
(1)FDに関する全国質問紙調査を学長、学部長、教員を対象に実施し、集計、分析を行った。調査結果に関しては、学長と教員の中間報告書を公表した。すなわち、前者は「FD活動の制度化に関する研究(1)-2003年大学長調査報告」、後者は「FD活動の制度化に関する研究(2)-2003年大学教員調査報告」である。2003年9月20日に日本教育社会学会において、中間報告した。(2)また、2004年1月22、23日に科研研究会を開催した。全国大学教育研究センター等協議会加盟大学教員に関する分析検討を行った。(3)SDに関する全国質問紙調査を全国の大学の事務局長を対象に実施し、回収した。集計、調査結果の分析に関しては現在手掛けており、それを踏まえて中間報告書を作成する予定である。(4)FDに関する外国訪問調査をアメリカ、イギリス、ドイツ、韓国の諸機関を対象に実施した。その結果に関しては,11月13日に公開研究会を開催し、各訪問者が報告し、検討した。また、SDに関する外国訪問調査をフランス、アメリカの機関を対象に実施した。(5)8ヵ国国際セミナーを2004年2月3-5日に開催し、FDを検討する部会において、日本からFDに関する全国調査の結果を報告して、国際的な角度から検討した。(6)8ヵ国運営会議において、FDに関する質問紙調査の概要に関して報告し、同様の調査を諸外国において実施することの可能性を検討し、2004年度に具体的な推進を図ることになった。
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