研究課題/領域番号 |
14201039
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
近藤 和彦 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90011387)
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研究分担者 |
太田 和子 共立女子大学, 国際文化学部, 教授 (60160496)
高澤 紀恵 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (80187947)
高山 博 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (90226936)
長谷川 まゆ帆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60192697)
松塚 俊三 福岡大学, 人文学部, 教授 (10165821)
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キーワード | ヨーロッパ / 政治文化 / 近世 / 近代 / 公共圏 / 国制 / 議会 / 複合国家 |
研究概要 |
本年度は4年間の共同プロジェクトの最終年度であった。近世・近代のヨーロッパおよびその植民地の歴史を対象とし、その政治社会(political society)のダイナミズムに焦点をあてて考察し、研究の新しい展望をひらくために、国制・複合社会・政治文化をめぐる学界の蓄積について整理と分析をくわえ、研究組織として理解を共有しながら、分担者のテーマを討議し、総括する必要があった。 平成17年度は、第1に、引きつづき近年の歴史研究に目配りしつつ、広域ヨーロッパの政治・社会・思想をめぐる刊行史料・文献の収集と書誌の分析を継続した。このために物品費、謝金等を支弁しつつ、データベースも拡充した。研究組織のニューズレターを電子メールで配信し、またひろく公に発信するためにウェブサイトを維持し更新した。第2に、研究組織としての研究報告と緊密な討議をつづけ、12月には江ノ島にて2泊3日の合宿研究会を催し、多大な成果をえた。第3に、欧米から来日した専門研究者を招いて時宜的セミナーを催し、学術的情報・意見の交換をすすめることができた。代表者および分担者による経過的な論文の発表もつづき、また年度末には充実した内容の研究成果報告書(総計230ページ)を刊行することができた。 4年間のプロジェクトを締めるにふさわしい、顕著な実績のあがった年度であった。
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