研究課題/領域番号 |
14202003
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
徐 勝 立命館大学, 法学部, 教授 (30309083)
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研究分担者 |
生田 勝義 立命館大学, 法学部, 教授 (20066731)
中島 茂樹 立命館大学, 法学部, 教授 (10107360)
大久保 史郎 立命館大学, 法学部, 教授 (90066720)
豊下 楢彦 関西学院大学, 法学部, 教授 (90025156)
水島 朝穂 早稲田大学, 法学部, 教授 (60219631)
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キーワード | 現代韓国 / 朝鮮半島 / 安全保障 / 治安法 / 有事法 / 駐韓米軍 / 軍事法 / 地位協定 |
研究概要 |
2003年度、科研の第3回日韓共同研究(6月20日〜23日)では「米軍と日韓の安全保障・人権」をテーマに、沖縄にて6月20日、(1)韓国の安全環境と米国の役割(具甲祐・慶南大学)(2)平和のための地方自治-沖米相克の歴史(山内徳信・前読谷村長、平和憲法・地方自治問題研究所長)、21日、(3)韓米相互防衛条約-同盟なのか?隷属なのか?(崔哲榮・大邱大学)(4)日米安保条約と沖縄(水島朝穂・早稲田大学)(5)韓米地位協定と米軍基地問題訴訟(李正姫・:民主主義のための弁護士會米軍問題特別委員会)(6)日米地位協定と米軍犯罪(加藤裕・弁護士)(7)駐韓米軍と環境問題(趙弘植・ソウル大学)(8)沖縄米軍基地の土地問題(阿波連正一・沖縄国際大学)の8本の報告が行われた。22日には沖縄の米軍基地の現状を見学し体験するフィールドワークを行い、23日に日本側の一部が沖縄「慰霊の日」の行事に参加した。 第4回日韓共同研究(10月24日〜26日)は「現代韓国の治安法-警察・情報機関」をテーマに韓国・ソウル大学にて開催した。24日韓国の大法院と大検察庁を訪問し、特に大検察庁では大検企画調整部長・文永皓検事長の直接のブリーフィングがあった。25日の研究会では、(1)日本の検察制度の問題状況と改革課題(川崎英明・関西学院大学)(2)韓國における検察制度改革の現況と課題(韓寅燮・ソウル大学)(3)議会による秘密情報機関統制:ドイツ、米国、韓国における現実を中心に(李桂洙・蔚山大学校)(4)日本における治安法と警察(生田勝義・立命館大学)(5)韓国の軍隊と社会(韓洪求・聖公会大学)(6)アメリカの東アジア政治・軍事政策(J・J・SUH・コーネル大学)の6本の報告が行われた。 その他、科研と関連しての立命館大学内研究会として、5月9日に「アメリカにおける米兵に嫁いだ駐韓米軍基地村女性たち」(発表者:呂知娟・ノースウエスタン大学)、6月13日に「有事法制と朝鮮半島問題」(発表者:纐纈厚・山口大学教授)、2月27日に「金正日体制(先軍政治)の展開過程と展望」(発表者:厳敞俊・立命館大学)の3回の研究会が行われた。
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