研究課題/領域番号 |
14202003
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
徐 勝 立命館大学, 法学部, 教授 (30309083)
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研究分担者 |
大久保 史郎 立命館大学, 大学院・法務研究科, 教授 (90066720)
中島 茂樹 立命館大学, 法学部, 教授 (10107360)
生田 勝義 立命館大学, 法学部, 教授 (20066731)
水島 朝穂 早稲田大学, 法学部, 教授 (60219631)
豊下 楢彦 関西学院大学, 法学部, 教授 (90025156)
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キーワード | 現代韓国 / 朝鮮半島 / 安全保障 / 治安法 / 有事法 / 駐韓米軍 / 慰霊 / 戦没者の追悼 |
研究概要 |
平成16年度の研究成果として、第5回の日韓共同研究を7月・早稲田大学において行なったことをあげられる。3日間の研究会において、(1)韓寅燮「韓国における政治腐敗に対する検察と特別(独立)検事の挑戦-その成果と限界-」(2)J.J.SUH「米軍再配置論議を通してみた米国の軍事戦略変化と韓米同盟」(3)李勉雨「日本の軍事化・改憲の行方と韓国の対応-安全保障の観点から」(4)Bruce Cumings「米国の対北朝鮮政策と日米韓関係」(5)鄭?基「韓国における民族国家の形成と慰霊空間-国立墓地を中心に-(6)赤澤史朗「戦没者の追悼と靖国神社」(7)金貴玉「朝鮮半島の分断国家と性暴力の類型と実態-口述生涯史の研究を基にして-」(8)川崎英明「日本の盗聴法」(9)金鍾鉄「韓国の大統領弾劾制度-盧武鉉大統領弾劾審判事件を中心にして」(10)曹喜?「国家暴力と過去の清算」(11)山内敏弘「日本の軍事化大国化と改憲論の状況」など、11本の報告が行われた。 その成果としては、韓寅燮「韓国における政治腐敗に対する検察と特別(独立)検事の挑戦」が、『法学セミナー』04年11月号に掲載され、金鍾鐵の「韓国の大統領弾劾制度-盧武鉉大統領弾劾審判事件を中心にして」が『立命館法学』に掲載予定である。また、3年かにわたる科研基盤研究(A)『現代韓国の安全保障と治安法制の実証的研究』総計36本の論文・分析のうちから16本を選んで『現代韓国の安全保障と治安法制の実証的研究』として刊行を準備中である。
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