| 研究課題/領域番号 |
14202007
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| 研究機関 | 千葉大学 |
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研究代表者 |
手塚 和彰 千葉大学, 大学院・専門法務研究科, 教授 (90013010)
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| 研究分担者 |
村山 真維 千葉大学, 法経学部, 教授 (30157804)
岩間 昭道 千葉大学, 大学院・専門法務研究科, 教授 (20102212)
中窪 裕也 九州大学, 大学院・法学研究科, 教授 (90134436)
柿原 和夫 千葉大学, 法経学部, 教授 (30110282)
金原 恭子 千葉大学, 大学院・専門法務研究科, 教授 (90261891)
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| キーワード | 高齢社会と雇用 / 高齢社会と年金 / グローバル化と外国人労働者 / 労働者概念 / 終身雇用制・年功序列制の変容 / パート・派遣労働 / 雇用保障と解雇制限 / 若年失業 |
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| 研究概要 |
我が国の経済・雇用構造は、経済のグローバル化にともない根底的な変化を遂げた。
従来の日本の生産、流通を支えた大量生産・販売のシステムは、アジア諸国への拠点の移動により、その優位を失い、これに伴い終身雇用・年功序列制を取ってきた労使関係も、非正規従業員の雇用や外国人労働者の受入れにより一変した。
本研究は、昨年度に引き続き、先進国で同じ状況にある日本、ドイツ、英国などの現状を分析し、これを、公表した。この中での、主要な解明点は、雇用に関する規制緩和が雇用を増やすことにつながるか、この中で、パート労働、派遣労働などの労働法上の新たな保護の問題を、雇用平等との関係で検討した。
さらに、日本、ドイツの高齢化の中で、高齢者の雇用のみならず若年者失業の増加など、雇用と年金に与える影響と、労働法、社会保障に関する諸問題の解明を行なった。さらに経済構造変化に伴う企業再編・倒産などに伴う雇用維持の法律的な帰結に関して、分析し、2004年11月にドイツ、ケルンでのシンポジウムを行なった。
比較研究としては、ドイツ連邦雇用庁労働市場研究所ウルリッヒ・ヴァルヴァイ副所長、オックスフォード大学マークフリートランド教授などとグローバル化にともなう労働市場の弾力化に関する比較研究を、翻訳作業も行い、まとめつつある。
本研究グループは、各分担者のテーマによる最終年度への報告を準備しつつ、研究会において各自の報告を行い、議論した。
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