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2004 年度 実績報告書

沖縄戦と米国の沖縄占領に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14202010
研究機関山梨学院大学

研究代表者

我部 政男  山梨学院大学, 法学部, 教授 (90045188)

研究分担者 松本 武彦  山梨学院大学, 法学部, 教授 (60181773)
我部 政明  琉球大学, 法文学部, 教授 (60175297)
浅野 豊美  中京大学, 教養部, 助教授 (60308244)
池田 慎太郎  広島市立大学, 国際学部, 講師 (80364107)
キーワード沖縄戦 / 沖縄 / 琉球 / 引き揚げ / 移民 / 米軍基地 / 基地 / 農地改革
研究概要

今年度の研究実績は、大別して研究会活動による各自の研究進捗状況の相互確認、研究内容の一部についての外部に対する発表、および海外出張を含む各自の資料調査の三つをおこなった。
研究会活動は、5月、法政大学沖縄文化研究所において、研究協力者2名の研究報告を聴取し討論をおこなった。さらに8月、琉球大学アメリカ研究センターにおいて、我部政男研究代表者による「沖縄戦研究の今後の進め方について」、宮里政玄研究分担者による「米軍の沖縄占領政策」の研究報告を聴取し討論をおこなった。10月、兵庫県淡路夢舞台国際会議場において、我部政明研究分担者・浅野豊美研究分担者・平良好利研究協力者の研究報告を聴取し討論をおこなった。さらに3月にも研究会を開催した。これらの研究会報告をとりまとめるにあたって、沖縄関係資料集、沖縄戦関係研究書の購入を適宜おこなった。
上述の10月に兵庫県淡路夢舞台においておこなった研究会は、2004年度日本国際政治学会研究大会における部会13「戦争・占領・戦後-沖縄の事例から」での本研究の研究代表者・研究分担者・研究協力者の報告について事前に研究会活動の一環として相互に確認するものであった。部会においては、我部政男研究代表者が司会、研究分担者の我部政明が「アメリカの基地網建設と『戦後』軍事戦略構想」、同浅野豊美「琉球と日本の分離と再統合-引揚と移民送出をめぐる国内政治と国際政治再考」、研究協力者平良好利「戦後初期アメリカの沖縄土地政策と米軍基地1945-1952〜沖縄版『農地改革』構想とそのゆくえ〜」の研究報告を行い、研究協力者渡辺昭夫が指定討論者として討論をおこなった。軍政下と琉球政府成立後の沖縄の継続と断絶といった論点等提起された。
各自の調査活動については煩雑になるので国内分を除き海外のみ記せば、8月、宮里政玄研究分担者が米国ナショナルアーカイブスIIにおいて、3月、我部政男研究代表者・秦秀花研究協力者が同所において、同じく3月、松本武彦研究分担者が台湾国史舘において、それぞれ史料調査をおこなった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アメリカの東アジア戦略への議会の関与2005

    • 著者名/発表者名
      我部政明
    • 雑誌名

      政策科学・国際関係論集(琉球大学法文学部) 7

      ページ: 1-49

  • [雑誌論文] 「陸軍記念日」関係新聞記事目録(稿)2005

    • 著者名/発表者名
      松本武彦
    • 雑誌名

      大学改革と生涯学習(山梨学院生涯学習センター) 9

      ページ: 180-245

  • [雑誌論文] アメリカ施政下沖縄への日本政府関与拡大に関する基本資料(2)2004

    • 著者名/発表者名
      浅野豊美, 平良好利
    • 雑誌名

      文化科学研究(中京大学文化科学研究所) 16・1

      ページ: 7-22

  • [雑誌論文] 下地敏之・宮古民主党平良市政と宮古自由党2004

    • 著者名/発表者名
      黒柳康保
    • 雑誌名

      沖縄法政研究(沖縄国際大学沖縄法政研究所) 7

      ページ: 1-68

  • [図書] 日米同盟の政治史:アリソン駐日大使と「1955年体制」の成立2004

    • 著者名/発表者名
      池田慎太郎
    • 総ページ数
      285
    • 出版者
      国際書院

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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