研究課題/領域番号 |
14202010
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 山梨学院大学 |
研究代表者 |
我部 政男 山梨学院大学, 法学部, 教授 (90045188)
|
研究分担者 |
松本 武彦 山梨学院大学, 法学部, 教授 (60181773)
我部 政明 琉球大学, 法文学部, 教授 (60175297)
浅野 豊美 中京大学, 教養部, 助教授 (60308244)
池田 慎太郎 広島市立大学, 国際学部, 講師 (80364107)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2005
|
キーワード | 沖縄 / 琉球 / 沖縄戦 / 太平洋戦争 / 沖縄占領 / 移民 / 農地改革 / 基地 |
研究概要 |
1 沖縄戦の実態に関して、とくにその戦時体制の具体的内容として、県知事・軍司令官などの官民一体論を明らかにした。また、沖縄戦時における秘密戦の重要性に関して指摘した。 2 沖輝戦後の沖縄および東アジア情勢に関して・アメリカの統治政策の概要・基地建設の実態・韓国を含む東アジアにおけるアメリカのプレゼンス、といった問題に関してそれぞれの重要性を指摘しつつ検討した。 3 アメリカの占領下における沖縄の内部構造に関して、地域社会と地方行政の関係、那覇港近くに形成された「みなと村」に関する事例研究、葦地の形成によって生じた土地問題、琉球政府の成立、といった観点からの分析の重要性、有効性を指摘した。 4 環球の国際的地位に関する諸問題に関して、その分析視角として、信託統治論や独立論について検討すべきことを提起した。 5 サンフランシスコ講和条約に対する琉球の反応として、本土復帰運動への影響、沖縄における政党の活動への影響、世論の動向などについて検討した。
|