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2005 年度 実績報告書

イギリス帝国政策の展開と武器移転・技術移転に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14203007
研究機関明治大学

研究代表者

横井 勝彦  明治大学, 商学部, 教授 (10201849)

研究分担者 奈倉 文二  濁協大学, 経済学部, 教授 (10007825)
安部 悦生  明治大学, 経営学部, 教授 (50130795)
鈴木 俊夫  東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00139982)
小野塚 知二  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40194609)
千田 武志  広島国際大学, 医療福祉学部, 教授 (90309675)
キーワード武器移転 / 技術移転 / 日英関係 / 軍器独立 / 日英合弁 / 軍縮 / 兵器産業 / 海軍工廠
研究概要

平成17年度は、前年度に続いて「第二次大戦前における日英間の武器移転・技術移転」という共通テーマの下で、各研究者が経済史の視点より多角的かつ実証的にそれぞれの課題を追究した。平成17年度は、奈倉文二・横井勝彦編『日英兵器産業史-武器移転の経済史的研究-』(日本経済評論社、2005年)の刊行をふまえて-特に武器移転と軍器独立の概念規定を明確にして-研究領域の拡大と研究体制の拡充に取り組みながら、最終年度の研究を展開してきた。具体的には以下の通りである。
上述の通り、過去3年間は第二次大戦前の日英関係史を「武器移転の経済史」という視点より考察してきたが、平成17年度は、これまでの成果を基に対象時期を19世紀後半以降1960年代までに広げ、しかも武器移転の実態を世界史的規模で多角的に分析して、従来の帝国史と国際関係史を「武器移転の経済史」という視点より再構成する方向を検討を続けた。
また、国内の研究ネットワークの一層の充実を図るために、政治経済学・経済史学会に設置された「兵器産業・武器移転史フォーラム」(2005年10月29日同学会理事会で承認)の活動に積極的に参加していくことを確認した。まずは本共同研究のメンバーが呼びかけ人となって同フォーラムを発足させ、多くの研究者との情報交換や研究会をふまえて、その成果を平成18年度政治経済学・経済史学会大会でのパネル報告に集約していくことも計画している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 再軍備期イギリスの産業政策-航空機産業を中心として-2005

    • 著者名/発表者名
      横井勝彦
    • 雑誌名

      明治大学社会科学研究所紀要 44巻1号

      ページ: 3-21

  • [図書] 日英経済史2006

    • 著者名/発表者名
      横井勝彦
    • 総ページ数
      292
    • 出版者
      日本経済評論社
  • [図書] 日英兵器産業史-武器移転の経済史的研究-2005

    • 著者名/発表者名
      奈倉文二ほか編
    • 総ページ数
      453
    • 出版者
      日本経済評論社

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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