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2003 年度 実績報告書

幾何学とトポロジーにおける可積分系の研究と計算機支援による実験と視覚化

研究課題

研究課題/領域番号 14204005
研究機関東京都立大学

研究代表者

GUEST Martin  東京都立大学, 理学研究科, 教授 (10295470)

研究分担者 乙藤 隆史  日本大学, 工学部, 講師 (70339266)
宮岡 礼子  九州大学, 数理学研究院, 教授 (70108182)
大仁田 義裕  東京都立大学, 理学研究科, 教授 (90183764)
濱田 龍義  福岡大学, 理学部, 助手 (90299537)
キーワード幾何学とトポロジー / 可積分系 / 量子コホモロジー / 計算機支援による実験と視覚化(可視化) / 3DXplor Math / KNOPPIX / Math
研究概要

1.計算機と可視化:昨年度から準備していたTMUGS(東京都立大学幾何学サーバー)のウェブサイトhttp://tmugs.math.metro-u.ac.jp/が2003年12月に公開されました。このサーバーの特徴は、幾何学研究に関するあらゆる情報を網羅し、電子雑誌とarXivそしてWIKIの使い方の説明、幾何学ソフトの説明(3dxm, CMClab)など多岐に及んでいます。
昨年度に引続き日本語版の3DXM-Jに関する仕事を行った。またH.Karcher, R.Palais, C-L.Terngらと微分幾何学・微分方程式に関する著作計画を開始し、その中でPalais, Guestは格子力学系を担当している。
2.研究支援者:この研究課題の研究支援者として雇用された酒井高司はTMUGSの日本語ページ総括を担当した。小野、入江との共同研究により論文「Lagrange部分多様体」を書き上げた。また研究分担者Ketovの物理院生と数学院生の共同セミナー「Lie群の表現論」を行うなど研究代表者の作業を支援した。
3.国際会議とセミナー:今年度も本研究課題の研究計画の一環として国際会議を行った。6月に京都大学(数理解析研究所)において「Workshop on Quantum cohomology」を行った(L.Mare, A.Buch, B.Kimを招聘)。7月には神戸インスティチュートにおいて本研究課題に関する国際研究集会「部分多様体の微分幾何と可積分系」をJ.Dorfmeister, J.Bolton, J.Park, L.Vranckenら外国人研究協力者を招聘し、研究発表講演および意見交換、情報収集等を行った。また12月には都立大学においてF.Burstallを招いて研究集会「部分多様体の幾何学の最近の発展」が行われた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Y.Ohnita, A.Amarzaya: "Hamiltonian stability of certain minimal Lagrangian submanifolds in complex projective spaces."Tohoku Math.J.. 55. 583-610 (2003)

  • [文献書誌] M.Oka: "Geometry of reduced sextics of torus type."Tokyo J.Math.. 55. 301-327 (2003)

  • [文献書誌] H.Konno: "Variation of toric hyperkahler manifolds"Internat.J.Math.. 14. 289-311 (2003)

  • [文献書誌] M.Akaho: "Floer's chain complexes for Lagrangian submanifolds in symplectic manifolds with concave ends"math.SG/0310166. (発表予定).

  • [文献書誌] W.Rossman, K.Saji, M.Umehara, K.Yamada: "Singularities of flat fronts in hyperbolic 3-space"math.DG/0401110. (発表予定).

  • [文献書誌] A.Bobenko, T.Hoffmann, B.Sprigaborn: "Minimal surfaces from circle patterns : Geometry from combinatorics"math.DG/0305184. (発表予定).

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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