研究概要 |
1.計算機と可視化: 2004年11月19日〜23日に九州大学にて国際研究集会「Integrable Systems Geometry and Visualization」が行われた。引続き2004年11月26日に都立大学で研究集会「Diffrential Geometry and Computers」が行われた。この研究集会にベルリンのZuse Institute(旧名称SFB288)のK.Polthier、J.Sullivanが参加し、共同研究、計算機関係の研究を昨年度に引続き行った。 研究分担者の濱田龍義が、Geomviewやsurfなどの可視化ツールを手軽に試すことができるCD起動型Linuxの一種であるKNOPPIXを原型に、数学に関連するツールを収録したKNOPPIX/Mathを作成しました。 2.セミナー・共同研究: 海外から、A.Arvanitoyeorgos、P.Biran、J.Mostovoyら外国人研究協力者を招聘し、微分幾何学、シンプレクテイク幾何学などについてのセミナーを行った。又、A.Amarzaya, A.Mare,T.OtofujiとG/BのGromov-Witten不変量とその一般化について、A.Mare, T.Otofujiと無限次元多様体の量子コホモロジーに対し、その基礎付けのためのシンプレクティック不変量についての共同研究を行った。また、J.Bolton, J.BerndtらとPfaff Systemと調和写像に関する共同研究を行った。 3.研究支援者 昨年度から引続き研究支援者に酒井高司を迎え、TMUGSの管理と3DXMの日本語版を担当するなど、研究代表者の研究を支援した。
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