研究概要 |
3D検出器のプロトタイプがSherwood Parkerによって製作され, 4個の白形のセンサー(長さ約6mm中約3mm)が現在東北大学のテストシステムで基本的動作を検証中である。基本的動作はキャパシタンスの測定,リーク電流の測定,及びP-N結合の検証を主とするが,今年(2004年)の目標はレーザーによるシグナルを検証である。読み出し回路は、ローム0.35μmテクノロジーを用いて設計・政策が行なわれ,プリアンプ,RC-filter,電圧増幅,4点サンプリング,シリアル出力のすべての機能が確認された。時間,及びパルス高の測定が実際のチップで行なわれ,要求される分解能が得られた。(特に重要なのは時間分解能の30nsである。)また,Co60を用いた放射線テストを行ない,2M Rodまで照射したが,補正しなおせば使える事が立証された。
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