研究課題/領域番号 |
14206006
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
眞山 滋志 神戸大学, 農学部, 教授 (00112251)
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研究分担者 |
朴 杓允 神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (20147094)
中屋敷 均 神戸大学, 農学部, 助手 (50252804)
土佐 幸雄 神戸大学, 自然科学研究科, 助教授 (20172158)
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キーワード | Magnaporthe oryzae / Magnaporthe grisea / Pyricularia oryzae / Pyricularia grisea / avirulence gene / blast fungus / AFLP / bulked segregant analysis |
研究概要 |
本プロジェクトは、いもち病菌の種特異的寄生性を決定する遺伝子をメンデル遺伝学的に同定し、同定完了次第逐次クローニングに進むというストラテジーで進めている。 PWT1はすでに同定の終了しているアワ菌のコムギに対する非病原性遺伝子である。AFLP法により本遺伝子に5cMで連鎖するシングルコピーマーカーを見出した。本遺伝子座周辺領域の染色体構造を解析したところ、テロメアにリンクした高頻度組み換え領域であることが明らかになった。現在この領域をBACクローンコンティーグで物理的に連結すべく、アワ菌BACライブラリーの作成を行っている。 PAT1はすでに同定の終了しているコムギ菌のエンバクに対する非病原性遺伝子である。本遺伝子に5cMで連鎖するシングルコピーコスミドマーカーを見出し、これを起点にクロモソームウォーキングを行った。その結果、本遺伝子座が複合連鎖領域に座乗することが明らかとなった。現在この領域のBACコンティーグを作成すべく、コムギ菌BACライブラリーの作成を行っている。 本年はまた、エンバク菌のコムギに対する非病原性遺伝子PWT3,PWT4のクローニングを開始した。PWT4については、現在AFLPによるBulked segregant analysisを用いて連鎖マーカーを探索しているところである。PWT3については、本遺伝子のみが分離している菌分離集団を作成すべく戻し交雑を行っている。
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