• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

青少年の運動所要量策定のための基礎研究:二重標識水法による総エネルギー消費量測定

研究課題

研究課題/領域番号 14208002
研究機関筑波大学

研究代表者

齊藤 愼一  筑波大学, 体育科学系, 教授 (80114081)

研究分担者 白木 仁  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (90206285)
大森 肇  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (20223969)
吉武 裕  鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (00136334)
高木 英樹  筑波大学, 体育科学系, 講師 (80226753)
萩原 武久  筑波大学, 体育科学系, 教授 (40030390)
キーワード青少年 / 運動所要量 / 二重標識水法 / 総エネルギー消費量 / 加速度計法 / 行動記録法 / 食事記録法
研究概要

本研究の目的は、エネルギー消費量のフィールド測定のゴールドスタンダードといわれている二重標識水(Doubly Labeled Water : DLW)法を用いて、自由に生活をおくっている日常生活時の児童生徒のTEEを非拘束的に測定し、別に測定する基礎代謝量(Basal Metabolic Rate : BMR)と合わせて、身体活動レベル(Physical Activity Level : PAL)を求めることにある。なお、PAL値は子供から大人や老人に至るまで統一的に身体活動レベルを把握できる国際的に承認されている唯一の指標である。地域での少年サッカーや少年野球、また学校での陸上、水泳、武道などの運動クラブにおいて、日常的にスポーツ活動に親しんでいる身体活動量の多い児童生徒のPALを実測し、それとは逆に座りがちである児童生徒のPALと比較することにより、運動所要量(身体活動量の目標)策定のための基礎的資料を得ようとすることである。
本年度は、茨城県内に居住する男子高校生(平均16.4歳)16名と大学生(平均19歳)18名(男9名、女9名)を対象に、DLW法でTEEを、また基礎代謝量も測定した。現在、DLW法の酸素18と重水の分析を行なっているところである。加えて、心拍数法、ライフコーダー(スズケン社製)を用いて加速度計法、また行動記録法と食事記録法により、簡易エネルギー消費量測定を行なったが、今後DLW法のTEEとこれらの簡易エネルギー消費量測定の推定精度を比較検討する。体力測定値とエネルギー消費量の関係について、重回帰方程式により因果関係を検討する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 齊藤愼一: "二重標識水法による総エネルギー消費量測定とその応用"FFIジャーナル. 208(印刷中). (2003)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi