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2003 年度 実績報告書

青少年に運動所要量策定のための基礎研究:二重標識水法による総エネルギー消費量測定

研究課題

研究課題/領域番号 14208002
研究機関筑波大学

研究代表者

齋藤 慎一  筑波大学, 体育科学系, 教授 (80114081)

研究分担者 大森 肇  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (20223969)
吉武 裕  鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (00136334)
萩原 武久  筑波大学, 体育科学系, 教授 (40030390)
鈴木 志保子  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 助教授 (50325817)
足立 稔  岡山大学, 教育学部, 助教授 (70271054)
キーワード児童生徒 / 運動所要量 / 二重標識水法 / 心拍計法 / 加速度計法 / 行動記録法 / 食事記録法 / 形態・体力測定値
研究概要

近年、児童生徒の基礎体力が低下したとされている。この理由として、戸外での運動チャンスが少なくなったこと、肥満ややせの児童生徒の増加などから食生活にも問題があることなどがあげられている。我々はこのような現状に対して、児童生徒のための運動所要量(1日の身体活動量目標値)策定を行ない個人・集団でその活用をはかることにより、幾分でも解決できるのではないかと考えている。昨年度は、児童生徒の現状の運動量を把握するために、青年期から老年期までの一般人とスポーツ選手等について、研究方法論の確立を行なった。
本年度は昨年の方法論の成果を基にして、本当に現代の子供達の身体活動量が低下しているのか否かという課題に取り組んだ。すなわち、エネルギー消費量のフィールド測定のゴールドスタンダードとされている二重標識水(Doubly Labeled Water : DLW)法を用いて、自由に生活をおくっている日常生活時の男子児童生徒(小学校:15名、高校:19名)の総エネルギー消費量(Total Energy Expenditure : TEE)を非拘束的に測定し、身体活動レベル(Physical Activity Level : PAL)を求め、同時に加速度計による運動強度と運動時間の測定を行って、児童生徒の現状のTEEやPALが運動強度、運動時間などとどのような関係にあるかを検討した。また、身体活動量の自己管理が児童生徒でもできるような簡単で、管理のしやすい簡易ツールの開発を試みた。これらの成果は、現在論文として投稿準備中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Rafamantanantsoa HH: "The role of physical activity in varying the total energy expenditure in healthy Japanese men 30 to 69 years of age"J Nutr Sci Vitaminol. 49. 120-124 (2003)

  • [文献書誌] 東野政貴: "通常勤務体制下の消防官の二重標識水法による総エネルギー消費量測定"体力科学. 52. 265-274 (2003)

  • [文献書誌] Rafamantanantsoa HH: "The effectiveness of three-day dietary records with advancedphoto system camera for measuring energy intake in Japanesemen as determined by doubly labeled water technique"J Clin Biochem Nutr. 33. 33-38 (2003)

  • [文献書誌] 金 亨烈: "試合期の韓国プロサッカー選手の二重標識水法による総エネルギー消費量測定"体育学研究. 48. 717-723 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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