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2002 年度 実績報告書

「外邦図」の基礎的研究:その集成および地域環境資料としての評価をめざして

研究課題

研究課題/領域番号 14208007
研究機関大阪大学

研究代表者

小林 茂  大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30087150)

研究分担者 栗原 尚子  お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (80017623)
田村 俊和  立正大学, 地球環境科学部, 教授 (00087149)
石原 潤  京都大学, 文学研究科, 教授 (70080265)
久武 哲也  甲南大学, 文学部, 教授 (70108968)
源 昌久  淑徳大学, 社会学部, 教授 (80104826)
キーワード外邦図 / データベース / GIS / 第2次世界大戦 / 旧日本軍 / アメリカ合衆国:イギリス:イタリア / 兵要地誌 / 地域環境
研究概要

1国内の資料整備 (1)東北大学理学部地理学教室蔵の外邦図12,209図幅(総計72,363枚)について、データベース化を図り目録発行を準備した。
(2)お茶の水女子大学蔵の外邦図、約15,000枚の目録化を準備した。また、2002年11月に同大学で外邦図を展示した。
(3)大阪大学文学研究科人文地理学教室では、2002年度に兵要地誌図など78図幅を購入して整備するとともに、同年10月に「大阪大学総合学術記念設立記念展」で展示した。
2海外の資料調査 (1)2002年8月、イギリスのBritish Libraryにて調査を行った。調査は、長谷川孝治(神戸大)が担当した。
(2)2002年9月、アメリカ合衆国の議会図書館・ウィスコンシン大学ミルウォーキー校Golda Meir図書館・ハワイ大学ハミルトン図書館で調査を行った。調査は、久武哲也(甲南大)・今里悟之(大阪教育大)が担当した。
3関係者へのインタビュー 2002年11月・12月に、もと南方軍総司令部兵要地誌班の将校であった永吉敬典氏に対し、インタビューを行った。
4研究会の開催 今年度は、国内における有数の外邦図所蔵機関である2大学において、情報交換の場として2度、研究会を開催した。
(1)2002年7月27日〜28日、お茶の水女子大学文教育学部において、第1回研究会を行った。2日間にわたって5件の研究報告が行われた。発表は、石原潤(京都大)・久武哲也・田村俊和(立正大)のほか、清水靖夫(法政大・非)らが担当した。
(2)2002年11月3日、東北大学理学研究科において、東北地理学会2002年度第2回研究集会をかね、「外邦図の整備と関係資料の探索」を共通課題として第2回研究会を行った。発表は、長谷川孝治・今里悟之・久武哲也・小林茂(大阪大)・村山良之(東北大)のほか、境田清隆(東北大)らが担当した。
5ニュースレターの発行 本研究参加者以外の方々や外邦図の所蔵機関に対し、平成14年度に得られた知見を公開することを目的として、2003年3月に冊子を刊行した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 長谷川 孝治: "British Library所蔵の外邦図について"季刊地理学. 55・1(未定). (2003)

  • [文献書誌] 今里悟之, 久武哲也: "在アメリカ外邦図の所蔵状況-議会図書館・AGS Golda Meir図書館・ハワイ大学ハミルトン図書館の調査から-"季刊地理学. 55・1(未定). (2003)

  • [文献書誌] 小林 茂: "アジア歴史資料センターが公開している外邦図・兵要地誌関係資料とその利用"季刊地理学. 55・1(未定). (2003)

  • [文献書誌] 境田清隆, 村山良之, 渡辺信孝: "東北大学所蔵の外邦図の利用状況と公開に向けての課題"季刊地理学. 55・1(未定). (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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