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2004 年度 実績報告書

特殊教育用ブロードバンド対応コンテンツと高度アクセシビリティ支援ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14208020
研究機関独立行政法人国立特殊教育総合研究所

研究代表者

中村 均  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 総合研究官 (00106155)

研究分担者 棟方 哲弥  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 総括主任研究官 (70229938)
大杉 成喜  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 主任研究官 (10332173)
小野 龍智  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 主任研究官 (50359121)
渡辺 哲也  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 主任研究官 (10342958)
渡邉 章  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 総括主任研究官 (50175080)
キーワード特殊教育 / アクセシビリティ / ネットワーク / ブロードバンド / アシスティブ・テクノロジ
研究概要

本年度は、第1に、視覚障害と知的障害に応じた高度アクセシビリティを確保するためのインターフェースの一つとして採用した力覚フィードバック装置であるSensAble Technologies社のPHANToMについて、昨年度に課題となっていた両手による探索の自由度を高めるためのプログラム開発を行った。これは2台のPHANToMの物理的な距離と設置角度を入力することで、仮想の座標系を回転するものである。合わせて、PHANToM本体の精密移動台座の試作を行った。
第2に、Web教材サーバ上に配置した教材コンテンツ情報であるVRMLデータをWebブラウザ上でクリックすることでパソコンに設定されたPHANToMアプリケーションが起動されるプログラムの開発を行った。アプリケーションプログラムは,自動的にダウンロードしたVRMLデータを取り込み、図形オブジェクトを触覚に変換して提示することが可能となった。
第3に、音響を用いた高次の臨場感を伝達するアプリケーションのアクセシビリティ機能評価システムの構築のため、頭部伝達関数測定が可能な両耳モデル、頭部モデルを構成した。本モデルは、外耳道までの忠実な再現を行っている。
上記の3つの開発作業に加えて、各障害領域における高度アクセシビリティの評価項目を検討するために障害支援機器開発協会(ATIA) ATIA Conference並びに、Closing The Gap Conferenceにおいて実地に資料収集と研究協力者からの情報提供と協議を行った。
本年度は、カンファレンス等において海外の研究協力者との協議等が可能であったこと、また、制御プログラムの開発に予想以上に困難があったことから、計画していた旅費の一部をプログラム開発費用に利用することとした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 教育におけるアクセシブル・デザイン2004

    • 著者名/発表者名
      棟方哲弥
    • 雑誌名

      第2回韓国特殊教育情報化大会ITカンファレンス予稿集(日本語・ハングル)

      ページ: 39-62

  • [図書] テクノロジーを利用した障害児教育の海外事情,21世紀テクノロジー社会の障害児教育,渡部信一編,pp.127-1432004

    • 著者名/発表者名
      棟方哲弥
    • 総ページ数
      16
    • 出版者
      学苑社

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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