研究課題/領域番号 |
14208023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹村 彰通 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (10171670)
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研究分担者 |
岩崎 学 成蹊大学, 工学部, 教授 (40255948)
佐井 至道 岡山商科大学, 商学部, 教授 (30186910)
渋谷 政昭 高千穂大学, 経営学部, 教授 (20146723)
星野 伸明 金沢大学, 経済学部, 講師 (45322502)
垂水 共之 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (50033915)
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キーワード | 超母集団モデル / 母集団一意 / 多項分布 / ディリクレ分布 / 局所秘匿 |
研究概要 |
本研究では個票開示間題に関して平成14年度にもいつくかの重要な研究成果が得られた。 研究発表としては研究代表者の竹村による"Minimum unsafe and maximum safe sets of variables for disclosure risk assessment of individual records in a mocridata set"が日本統計学会誌32巻、pp.107-117に、また"Local recoding and record swapping by maximum weight matching for disclosure control of microdata sets"がJournal of Official Statistics、 18巻、 pp.275-289に、さらに"Evaluation of per-record identification risk by additive modeling of interaction for contingency table cell probabilities"がInternational Association of Survey Statisticiansの論文集にpp.220--235で公刊された。 また現在、統計数理研究所発行の『統計数理』において、本研究班の実質的な編集になる個票開示問題に関する特集号が編集中であり、本研究班の各人の研究成果が紹介される予定である。 特に超母集団モデルに関する理論が急速に進展しており、分担者の星野による離散無限分解過程に基づくモデルが有望である。このモデルは、すでに研究されているピットマンモデルとも密接な関係を有するものである。
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