研究課題/領域番号 |
14251003
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
村田 翼夫 筑波大学, 教育学系, 教授 (10000085)
|
研究分担者 |
西野 節男 名古屋大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (10172678)
礒田 正美 筑波大学, 教育学系, 助教授 (70212967)
中田 英雄 筑波大学, 心身障害学系, 教授 (80133023)
古田 弘子 熊本大学, 教育学部, 助教授 (60315273)
|
キーワード | 基礎教育 / 基礎教育の普遍化 / 国際協力援助 / 国際教育協力 / 発信型協力援助 / 教育経験 / ドロップ・アウト / 識字教育 |
研究概要 |
全体研究会を2回開催した。第1回は、平成14年7月5日に筑波大学において開き、研究の組織、目標、研究方法、外国調査方法などを検討した。第2回は、平成14年11月17日に行い、東南アジア諸国の調査結果を踏まえて、東南アジア諸国の基礎教育に対する国際協力援助方法の比較研究の方向、および検討するべき課題を明らかにするとともに、外国調査の再検討を行った。平成14年7〜8月にスリランカ、8〜9月にフィリピン、11月にタイ、平成15年1月にスリランカ、平成15年1〜2月にインドネシアへ各国の研究分担者および研究協力者が訪問して現地調査を実施した。彼等は各国の文部科学省、地方教育当局、初等・中等学校、JICA事務所、国際協力機関等を訪ねて資料収集及び関係者との面談を行い、基礎教育開発に対する国際協力方法の動向と問題点の把握に努めた。スリランカでは、障害児教育と教育経営、フィリピンでは理科教育、タイでは数学教育、インドネシアでは障害児教育と数学教育の調査に重点を置いた。平成14年11月18日には、筑波大学国際会議場において「南および東南アジア諸国における基礎教育開発に関する国際フォーラム」を開催し、外国からのパネリストも招聘しして、科研費研究の成果を発表し、討議した。平成15年においても調査研究を継続し、主としてラオス、カンボジア、タイの現場調査を行う計画である。
|